Bumblebee通信

アウトプット球場

再スタート

ブログ再開します。

理想だけでなく、今まで目を逸らしてきた過去にもちゃんと向き合おうと思います。

 

なぜ過去を振り返るのか。私が出した答えは「相手に信用してもらうため」。

就活で言う自己分析というのは「自分を知るため」というのが一般的なのだろう。

自分を知り、これからどう生きていくのか、どの企業が自分と合っているのか。

自分の道をつくるために自己を分析するのだろう。だけど私は自分の過去を提示することによって人となりだとか、口ではたいそうなことを言っているけれど本当にコイツできるのか、といったことを相手が測れるようにすることが自己分析の目的だと考えた。

 

「強くなりたいと描く姿があって、それを実現するために今自分はこれをすべきだ」というところまで分かっているのだから、今すべきことを淡々とこなしていこうとひたすら前を向いてここ2ヶ月行動してきた。未来しか見ていなかった。それでいいと思っていたし、「未来に対して希望を感じ全力で働きます!」という意志だけで企業に就職できると思っていた。その熱が相手に伝わるような話し方、例えばO見さんのようなインターフェースを持っていればそれでもいけたかもしれない。ただ私のインターフェースはポンコツだ。iPhoneには到底及ばないガラケーレベルのインターフェース。当然私の壮大なビジョンに対して「ガラケーで世界変えられるの?」というツッコミが入りましたと。これが先日の話。

 

そう思うキッカケが過去にあったのかと聞かれ、私は答えられなかった。就活をしていて、SBの孫さんやワークスの牧野さん、fsの安部さんなどたくさんの方の話を聞き「かっこいい」と思った集合体が私のなりたい姿であり、そこに過去の経験というものはなかった。あったのかもしれないけれど言葉にできなかった。その夢を実現したいという想いがどこから湧いてくるのか説明できなかった。私の想いのレベルを測るには過去による裏付けが欲しいのだそうだ。そりゃそうか。リスクをとって採用する人間の安全性を確かめたくなるのは普通のことなのだろう。私は未来へのワクワクだけで行動できるけれど相手は過去を見たがっている。その企業に入りたいならば私は過去を提示するしかないのだろう。

 

だから自己分析をして過去を振り返ることにした。私の嫌いな過去を。

 

私が描く未来とそれを目指している今の自分は好き。だけど適当に生きてきた過去の自分は大嫌いだ。「何も考えないで生きてきたんだね。考えてそれを出す練習が圧倒的に足りてない。九九レベルでできないといけない。」「人を楽しませようとしてこなかった。ずっと人に楽しませてもらってきた。ずっと受け身で生きてきたんだよ。」とメンターから言われた言葉が今も頭から離れない。自分の好きなことだけしてきたし、周りの人のことなんて考えずに生きてきた。だから過去を振り返っても人に伝えられるようなことが全然出てこない。恥ずかしい過去に蓋をして生きていきたかった。ただ私が目指す場所に行くためには過去を提示する必要があるということが分かった以上もう逃げないと決めた。

 

今日自己分析のための本を買ったのでゴリゴリ自分と向き合う。相手に自分を提示できるようになる。その過程で気づきたくなかった自分を見つけても逃げ出さない。

 

傷つく前に、傷つくな。

心は折れても、足は止めるな。