Woowa BrothersがNaverから35.5億円の大型資金調達
「配達の民族」という出前アプリを展開する韓国のWoowa Brothersが約35.5億円を調達したという記事を読み、このサービスを知らなかったことを反省しつつ「配達の民族」について軽くまとめようと思った。
「配達の民族」
一言で言うと出前アプリ。加盟店と出前を取りたいユーザーのマッチングプラットフォーム。
店に対するレビュー・口コミ機能もあり、悪い評価が付くとすぐに順位が下がるそう。レビュー機能は飲食店に限らず、信用を作るために外せない機能だよなぁと。今更すぎる話ではあるが。UberやAirbnbもこの機能がないと絶対に広まらなかったよね。
そして今回の大型資金調達について。
まずそんな大金を投資したNaverって何者なんやと。よくお世話になっているNaverまとめに似ててややこしいなと。
・・・ハイ、世間知らずでした。調べたところNaverは正にNaverまとめの運営会社であり、しかも韓国の企業だったんですね。そしてNaverはAI研究所を買収したり、韓国の技術企業への出資を積極的に行ったりと、AIはじめ様々な将来性のあるテクノロジーに対して強化をしている企業だったようです。(完全に勉強不足。)
「配達の民族」にAI技術を搭載することで、テキスト入力ではなく音声による会話形式での検索・注文実現を目指す。Google Homeが話題になっているけれど、音声入力は今後益々進んでいくのだろう。
最後に韓国市場について。
韓国人のスマホ保有率は世界的に見て非常に高く、韓国の成人の88%がスマホを保有しているというデータもある。
http://japanese.korea.net/NewsFocus/Sci-Tech/view?articleId=133027
多くの韓国人がアプリを使いこなしているため市場は大きく、また「配達の民族」は韓国出前アプリ市場でシェア1位を獲得している。
市場としての魅力もあり、そして今回の技術強化。また一つ技術が広まる、世界がどんどん変わっていくなと非常にワクワクする。